《6年間実施中》テレビ無し育児 メリット

前の記事でテレビ無し育児の《デメリット》を紹介させて頂きましたが、今日は《メリット》についてお話ししたいと思います。

 

① 指を動かす→脳の刺激

テレビを見ている時は画面に集中して指先を動かしていないことがほとんどです。テレビを見ない=おもちゃで遊ぶことになり→結果的に常に手や指先を使ったりしていることになりそれが脳への刺激となります。手先の器用さにも繋がりますし幼児期に指を沢山動かすことはとても大事です。

 

② テレビや動画などに固執しない

日常的に何かを見ることに慣れている子供は家だけでは無く外食する時に椅子に座らせるためや車に乗っている時など常に何かを見ていないとじっとしていられなかったりしてますます画面に執着します。動画に頼らない=親の工夫が必要だったりしますが、我が家では外食の時などは2歳ぐらいまでは絵本やシール絵本を持っていったりして椅子に座らせたりしていました。

 

③ 流行りのアニメなどに影響されない

毎シーズンごとに変わる戦隊モノの変身グッズやおもちゃを欲しがることもないため買う必要がありません。家には良質な知育要素もあるおもちゃを取り揃えていてすぐにシーズン遅れになるようなおもちゃはおいていません。また我が家は男の子兄弟だったこともあり2人で戦いごっこなどもして欲しくなかったためそれを助長するような戦隊モノなどは一切見せたくありませんでした。

 

④ 集中力を養う

テレビを見ている時は常に受け身で一方通行の情報を取り入れるだけになってしまいます。特に幼児は画面にばかり集中してしまいこちらが話しかけても意識がこっちに向かないのでこちらの声が届きません。ここて勘違いしてはいけないのが、テレビに集中している=集中力が養われていてイイ👍では全く無くむしろその逆でテレビは集中力が育つのを阻害してしまいます。そもそも集中力とはもともと子供にあるものではなく育てていくものです。赤ちゃんが何かをじっーと目でおったり、1人で一生懸命何かをしようとしていたり、何かの遊びに1人で夢中になっている時間などの時、誰にも邪魔されないでいる時間の時に集中力を養っているのです。テレビの前で1時間も大人しく座っていられるのは集中力ではなく、テレビの画面は音や光を伴い常に変化していて子供にとってはとても刺激の強いものでありそれを目で一生懸命追っているだけなのです。そういった子はおもちゃを前にして、テレビに比べて格段に刺激が少ないものに関してそこまで集中力を発せられなく注意力散漫な子になってしまったりします。また、刺激を与えられることに慣れてしまうと常にテレビと同等の強い刺激をもとめてしまい少し成長したらテレビゲームに依存するなどあまり好ましく無い習慣が身に付いてしまうこともあります。

 

⑤ 本を読む習慣がつく

テレビを見ていないと幼児期はとくに時間を持て余すことが多く、絵本を沢山読む習慣がありました。それもあり、子供は本が大好きであり自分で文字が読めるようになると絵本を読むことから始まり小学生になりおもちゃではあまり遊ぶ年齢ではなくると家ではよく本を読んでいます。もちろん漫画を読んだりしていることもありますが、活字を読むことが苦ではないことはその後の学習にも大いに役立ちます。

 

思い付くままに5つほどメリットをあげましたがこの他にもテレビ無し育児がもたらす好効果は日々感じるものがあります。しかし子供がある程度大きくなってからでも徹底してテレビ無し育児をした方がいいのかと言うとそうではありません。

まず、2歳になるまではテレビは全く見せない方がいいです。これは様々な研究でも発表されていますし2歳になるまでは感情をコントロールする脳の分野が未発達なため1度見る習慣がつくともっと見たくなりそれがコントロール出来ずに泣き喚いたり感情的になったりと上手く切り替えが出来ません。また手先を発達させて脳を発達させる重要な時期でありテレビではなくておもちゃや体を使って大いに遊ばせる時期です。

その後テレビを見ない習慣が整っている状態で、DVD などテレビとは違ってしっかりとした終わりがあり、うっかり次のものが始まってしまうものでないもので今日はこの1つ30分だけなどお約束がしっかりと守れる年齢になったら1日1時間ぐらいまでは見てもいいことに少しづつ移行してもいいと思います。それでも全く見ない日はもちろんあり、子供たちも時間があるとわかっている休日などに観たりします。自ら視聴時間をコントロール出来るようになり約束も守れます。

 

いいことだらけのテレビに左右されない生活、ぜひ取り入れてみて下さい!